シーズンフォーです。

ルプラック(トラセミド)とラシックス(フロセミド)の違いは以下の通りです。

1. 薬剤の種類:

ルプラック(トラセミド)は長時間作用型の利尿剤です。
ラシックス(フロセミド)は短時間作用型の利尿剤です。

2. 利尿作用の強さ:

ルプラックの利尿作用は非常に強力で、ラシックスの10~30倍と言われています。

3. 適応症:

ルプラックは心臓、肝臓、腎臓の不調による浮腫(むくみ)の改善に効果的です。
ラシックスは高血圧のほか、多くの適応症があります。

4. 抗アルドステロン作用:

ルプラックには抗アルドステロン作用があり、心不全の死亡率を低下させることが報告されています。

5. 処方の選択:

心臓、肝臓、腎臓のどこかが弱っている場合には、ルプラックが選択されることがあります。
ラシックスは高血圧など、多くの適応症に使用されます。

6. 処方の頻度:

ルプラックは長時間作用型のため、一日1回の服用が推奨されます。
ラシックスは短時間作用型で、一日1回から数回の服用が行われることがあります。

以上が、ルプラックとラシックスの主な違いです。適切な薬剤の選択は、患者の症状や医師の指示に従って行われるべきです。


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秋だね!